バイクが大好きで。。。レースのメカが大好きで。。。
そんなRSGにとってかけがえのない仲間が39歳の若さで逝きました。
RSGにとって、彼にとっても4年目の鈴鹿4耐参戦。 その前哨戦の鈴鹿サンデーロードレースにメカとして参加し、福岡から自宅のある熊本へ帰る途中での事故でした。
彼とは6,7年前にスクールの参加者として出会い、いつの日にかRSGイベントやレースには必ず「いる」存在になりました。 RSGの従業員と間違われるほど彼とは行動を共にしました。
誰でも仲のいいライダーを手伝いたいはずです、しかし彼だけは『ミナキさんが決めてもらったら誰に付いてもいいですよ!』といつも言ってくれていました。
『普通のバイク乗りだった僕がこんな場所に居られるのは、皆木さんのおかげですよ。。とよく感謝の言葉を言ってくれました。』 感謝しなければいけないのは僕の方だったのに・・・。
誰かがサーキットに練習に行くと耳にすれば、いつも足を運びいつの間にか手伝いを始めているやつでした。
HSR九州近くに住んでいた事もあり、日当も出ないのにRSGのスクールを毎回朝から手伝いに来てくれました。
彼なしではスクールが回らないほどで、今年からは正式なスタッフとして動いてもらっていました。
ライダーとしてもかなりの腕前で参加者でありながら、色々な人にアドバイスをしていました。
SPA直入ではもう免許皆伝と言っていいほどでした。 こんなことなら最後に彼の本気の走りをビデオに残してあげていればよかった。。。
100kmも離れた熊本からしょっちゅうRSGにバイクや車で遊びに来ては、みんなから「実はその辺に住んでるんだろ?」と言われるほど長距離運転を苦にしないタフなやつでした。
この3,4年は本当によく一緒にいました。。。
イベントの後の温泉が楽しみな僕にいつも付き合ってくれました。
いつもそこにいました。
いつも誰かの手伝いをしていました。
『やりましょっか!?』 『行きましょうか?!』という彼の言葉が耳からは慣れません。
日が経つにつれ彼の存在が大きくなっています。
大きな夢とか、こうしたい、みたいな事をほとんど聞いたことはありません。
自分の我は全く口にせず、欲張らず。。目立たず。。でも自分の役割や、やれることをいつの間にかやっているやつでした。
頑張っていた高校野球部時代の事を誇らしげに話す事が時々ありました。 体育会系のスポーツがそんな彼を作ったのかなぁ。。と漠然と考えた事もありました。
彼が余りにもいつも普通にそこにいたので。。。彼に甘えていたから。。いまの喪失感があるんでしょうね・・・。
僕は君を忘れません。
関わったみんなも少なからず同じ気持ちだと思います。
あと10年も、20年も君と一緒に何かやりたかったけど、君の分まで僕らは真っ直ぐ頑張って生きていきます。
本当にありがとう。。。
RSG 皆木栄人
これが最後の遠征になりました。
集合写真ではいつも後ろの方にいて、顔しか写っていない物ばかり。。。
チームもビックリ!
鈴鹿サンデー初エントリーの田中大基(ヒロキ21才)がポール獲得。
満面の笑み(笑)。
鈴鹿フルコース4本のみの走行で、ハーフウエットの難しいコンディションを攻めきったのは立派。
明日のドライでどこまでやれるか!?
今年の鈴鹿夏は、ドリーム北九州・ライフとコラボで参戦。
今年は九州のレースの日程と資金的にも厳しいので(当然こちらの理由が大半だが…)、今回のサンデーまでで練習出来たのは、西コース2日間とフルコース3本。
今日は雨。
明日の決勝はドライそうなので、ちゃんと予選を通過してくれれば、雨のテストも出来ていい感じだけど…もちろん鈴鹿初レインなんでどうなることやら。
九州ではチャンピオンを争うはず(?!)の二人なんで頑張ってくれるでしょう。
今年も鈴鹿の夏の始まりです。
九州で育てて鈴鹿で腕試し。
さてさて今年はどんなドラマがあることやら。。
今年はRSG の田中ヒロキとライフの岩波くんとのコラボで参戦します。
ヒロは初のフルコース走行日の3本目には21秒に入っているので、今回のサンデーでは安定して20秒で走れるようにしたいところ。
二人がこの夏どんな風に成長するのか楽しみ、楽しみ。。。
地元全日本が終わりました。
出場した全員がポイントを獲得、
岡村以外は初ポイントGETで、二人が確実に成長しているのが嬉しいです。
岡村は、予選から急遽変更になったフリー走行での大転倒で、メインカーを使えなくしてしまったのがとても痛かったですね。
ほとんど走らせてないスペアカーなのでフィーリングの違を最後まで直せませんでした。
地元のレースなのでチームもライダーも気合いが入りすぎて空回りした感は否めません。
トップ集団とのラップタイムの差は毎周0.5秒位…メインカーだったらとタラレバを考えてしまいますが、これがレースです。
全員が確実にレベルを上げているのは間違いないのでそれぞれのスタンスで頑張って欲しいですね。
現場まで応援に来ていただいた方々本当にありがとうございました!
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