全日本選手権第2戦 筑波ラウンドに向けての事前テストに昨日から来ています。
各サーキットがリニューアルして昔を思い出せなくなっていますが、数十年ぶりに来た筑波サーキットは、あの頃と変わらず何かとてもほっとしましたね。
難しいS字もやはり昔のまま…
RSGで好評発売中!!
HRC ホームページ http://www.honda.co.jp/HRC/products/machine/cbr250r/
もうすぐRSGに、HRC から発売されるCBR 250Rのレースコンプリート(ライフ仕様)が2台やってきます。
昨年からずっとCBR情報を気にしていた僕らとしてはとても楽しみ。
この2台以外にも検討中のライダーが何人もいてその反響に驚いていますね。
ミナキ的に一番嬉しいのは、このCBR が出た事でユースライダーのステップアップの選択肢が増えたこと。
確かに先に発売されたNSF 250は魅力的なGP マシンですが、170万円の資金を捻出してその後何年間も十分なレース活動を行える家庭がどれだけあるのだろうか。。。と考えてしまう。
現在の地方選手権のレベルではある程度走れる子は、すぐに国際ライダーに昇格しその後地方選手権の国際クラスに参戦しても得るものは少ないだろうから、やはり全日本選手権に出場することになるだろう。
ランキングを争おうと思えば活動費だけで数百万はかかるフル参戦の道しかなく、チャンピオンを狙うためには全く別の要素も必要になってくる。
かといってスポットで年3戦程度の出場ではレベルを上げるのは厳しい。
どのコースでもトップの実力を見せなければ上への階段は開かないのが今のレース界なので、なかなか1年、2年でその域に達するのは難しいのが現状でしょう。
数年間は資本投入する覚悟が必要になって来ます。 まぁこれが可能ならば、この選択肢が一番の方法だとは思うのだけど。。。
僕が思う一番重要な事は、子供達が感覚だけのライディングから、自分の思考で走りを組み立てられるようになるまで『競技を続けていく』という事。 センスだけではなかなかトップにはなれません。 成績だけに囚われないレベルを上げる「時間」が必要なんです。
九州のGP3の子供たちも素晴らしいスピードでコースレコードを破っていますが、さてこのまま気持ちよく伸びてくれたらいいのですが。。。ライディグ的に気になる部分も見えてきています。
このCBR を使って全国の各サーキットでCBR 250Rカップというワンメークレースが今年から始まります。
そこのチャンピオンクラスのライダーが11月に鈴鹿サーキットであるチャンピオン大会に出場出来るわけです。(RSG も毎年行っているNGK杯のときに開催とのこと)
更にそこでの全国チャンピオンにはアジア選手権の話であったり、NSF250でのレースサポートであったりと、色々と話が飛び交っています。。。
まだ確定的な物は決まってないようですが、どちらにしてもホンダやHRC は育成という部分に力を入れてくれているのがよくわかります。
そして何と言っても活動が低コストでやれるのが嬉しいですね。 どこかでコストを掛けないといけない時は来るでしょうが、その勝負どころまで続けられないと意味はありませんから。
全日本を転戦していると、レース業界の厳しさばかりを目や耳にすることが多いですが、こういった先に繋がるストーリーがある話は、嬉しいですね。それが例え小さな光でも。。。
そしてこのCBR 250は、大人たちが楽しんで参加できるレースの幅も広げてくれそうです。
茂木などでは、すでに250のレースが大人気ですし、今年からはスパ直入でも5時間耐久レースが行われます。(RSG からも3チームがエントリーします)
今後RSG では、ミニバイクからステップアップを考えるユースライダーをこのCBR 250Rを使ってじっくりと育てるカリキュラムを考えています。
これには、RSG とドリーム北九州がタイアップして行います。
HRC やホンダからの情報提供や、各メーカーさんにサポートをお願いしつつ、次世代のライダーを育てようというものです。
CBR250RコンプリートでRSGのスクールへ参加する場合の半額のサポートも考えています。(年齢規定あり)
まずは技術をちゃんと身につける。 ここが大切です。
しっかりと足元を固めてレベルを上げていけば必ず道は開けます。。。
CBR250Rスポーツベース車 好評受付中!! (Lifeコンプリート車)
写真はイメージです。 車体は塗装されていません。
◆主な装着パーツ
・フロントゼッケンプレート
・クランクケース2次カバー (レギュレーション対応)
・バックステップ
・スリップオンマフラー (HRC開発)
・シートカウル (FRP製)
・アンダーカウル (レギュレーションに合わせたオイル受け)
・ハンドルストッパー (レギュレーション対応)
・レース専用HRC製ECU
(レース用マッピング、レブリミット引き上げなど、書き換え可能)
・HRC製ワイヤーハーネス (レースECU用。不要な配線を取り除いたもの)
・バンクアングルセンサー (転倒時エンジンを自動ストップさせる機能)
・チェーンガード (レギュレーション対応)
・ハンドルS・W
(ハンドシフターSW・クラッチを握らずにアクセル全開でシフトUP)
(ピットレーン速度制御SW、2種類のマップを切り替える事が出来るモード切り替えSW)
・レーシングスタンド用ボス
◆販売価格 472,000円
(別途HRCから配送料21,000円がかかります)
★更にリーズナブルで遊びたい方向けには・・・
◆販売価格 407,000円のスポーツ仕様もあります。
(別途 配送料21,000円)
【装着部品】
・スリップオンマフラー
・レース専用HRC製ECU
・HRCワイヤーハーネス
・バンクアングルセンサー
・ハンドルSW
・レーシングスタンド用ボス
開幕戦でもあり、天気もいいのでピットウォークはなかなかの人出です。
岡村は一周目に順位を落とし結局17位でチェッカーでした。。。
まだまだベースタイムを上げないとレースになりません。
写真はネットTVモトポットの垂見さんからインタビューを受ける岡村です。
モトポットのお陰でファンはずいぶん増えているようですが、もっとファンを喜ばせる結果を残さないとね。
さて…今から片付けて明日の昼に九州に帰り着けば上出来かな…
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