JMの頭の中・・・・
いやいやなんとも・・スポンサーサイトとか入れられてるし・・・嫌味か〜
皆さんのありがた〜い一言・・・嬉しいな〜(涙)
「鈴鹿病でJMさん入院ですか(笑)?」・・・・そうです重体です〜
「もうすぐ次の4耐の準備ですよね(笑)」・・・・・いや〜一年って早いですよね〜
「とりあえず写真つけて7位でした!って書いとけば〜?」・・・・・虚しいです・・・
「女性ライダーブログいつも見てますよ〜」・・・・・オイ・・つちのこお前も更新やめてゆっくりしようよ・・・
やばいやばいどんどん卑屈になってる・・・このままではブログ引きこもりになりそうだ。
街中の人に「ブログ更新しないんですか〜」と言われるのが怖くて外に出られなくなるかも・・・。いやいやこんなことを心配するってことは既に引きこもってる・・・
この負スパイラルを吹き飛ばすには、何もなかったことにして続きを書くしかない!!
そうだそれしかない!
この2ヶ月半をなかったことにするんだ〜ダぁ〜ダァ・・・
そして長い長い長い・・夜は明け、鈴鹿4時間耐久レース決勝日の朝・・・・
MITSU(岡村選手)が聞いてきた。
「スタートしてしばらくは様子を見た方がいいですかね?」
ミナキは答えました・・
「・・・いや、様子を見ようとか思ってたらあっという間に置いて行かれるぞ、4時間後にトップと1周半以内にいなきゃならんのやからスプリントのつもりで10周は走れ。 順位が安定したらそこからは決めらたラップタイムを維持して行こう。」
バトルに我を忘れるようなライダーにはこんな助言はしませんが、MITSUはミスの少ない「いい集中力」を持っているライダー。 抑えさせるより集中力を高めさせた方がいい結果が出るとミナキは信じていました・・・。
そしてそれぞれの思いを乗せた鈴鹿の4耐のスタートは近づきます・・・
KAMAちゃん(蒲谷選手)は「20歳のころに憧れた鈴鹿4耐の舞台へ」。
MITSUはこれからの「レース人生の夢を乗せ」
そして僕はまたここへ戻ってこれたことへの感謝の気持ちと感慨深さで一杯でした。
とうの昔に4耐人気のピークは過ぎたとはいえ8耐の前日。 それも8耐トップ10トライアルの直前なので観客もそれなりにいます。
そして4耐ともなれば出場するチームも大所帯。 鈴鹿のホームストレートはチームスタッフで大賑わいです。 そして選手紹介では各チームがオーロラビジョンに大写しとなり、8耐並みにデレクターチェアに座るライダーはちょっとカッコ良すぎです(笑)。
ミナキが8耐に出ていた頃はワークスですらそんな事はしてなかったなぁとライダーとしての嫉妬を感じるくらいです(笑)。
このスタートまでの時間が結構長いんですね。
これは鈴鹿特有のような気がします。 僕はこの鈴鹿のスタート前の時間が大好きです。 各チームと健闘を誓い合い、ライダーと最後の打ち合わせをし、じわじわと緊張が高まってきます。 ピリピリした中にも祭りの始まる前の様なワクワクした不思議な時間が流れています。
【出走の出番を待つRSGマシン】
チームスタッフが見守る中、日章旗が振り下ろされ、永く熱い4時間耐久レースがスタートしました!
スタートのいいMITSUは序盤の混戦をうまく走り7〜8位をキープ。 予想通りんスプリント並みのハイペースの序盤を全体の中で2番目のベストラップを記録しながらの爆走です!
そして規定の18周を走り切り7番手でカマちゃんへライダー交代!
ここからのピット作業でチームクル−は毎回素晴らしい仕事をしました!
通常給油からライダー交代まで10数秒掛かるのですが、仮にライダーが前走者との差を1周に1秒づつ詰めたとしてもピット作業が5秒多くかかってしまえば、5周分が吹っ飛んでしまうわけです。 コース上で1秒詰めるのは本当に大変な作業です。九州で様々な耐久を経験しているスタッフはそれをよく分かっています。恐らくピットワークは全チーム中1,2だったと思います(えっへん! 現場で夜遅くまで確認作業をした成果が出ましたね!)
【鈴鹿の夜の最終チェック】
ピットからは無線でサインボードエリアに情報を伝え、それをサインボードでライダーに送る。
延々と続くこの作業も慣れると何という事もなく、タイムを記録しつつモニターを見上げる時間が続きます。ただし、なにかトラブルが起これば全ての予定を組み直す事になり一気に騒然となります。
あまりに何も起こらない時間にちょっと物足りなさを感じたりするミナキでした(笑)。
3時間も過ぎライダーのラップタイムも予定通り。 4耐プロジェクトが進んで行く中で『全てうまく進めば10位以内も狙えるよ!』と夢とも思える目標を掲げましたがそれがおぼろげながら見えてきました。
しかし本当に何が起きるか分からないのが耐久レース。 安定してレースが進めば進むほどさっきまでのゆるんだ気持ちも吹っ飛び『本当にこのままいくの・・いやいやそんな甘くないでしょ・・』という不安が大きくなって来ます。 (実際何も起こらない耐久なんて数回しか経験していません・・(+_+))
最後のライダー交代が近づいて来ました。 全ての仕上げを任されるわけですから最終ライダーにはとてもプレッシャーが掛かるのです。
最終走行へ向かうカマちゃんに声をかけました。
「前後の差は問題ないからリラックスして鈴鹿の最後を楽しんどいで、普通に走れば大丈夫だから!」
カマちゃんは笑顔でうなずきました。
ここからはチームは何もする事が出来ません。 後はカマちゃんの安定感を信じるだけです。
ピットインのサインを受け最後の走行を終えたMITSUが帰って来ました。
スタッフが口々に「お疲れさん!」「ナイスラン!」と声をかけます。
MITSUは緊張の面持ちのままピットのモニターを見上げています。
ピットでは手の空いているスタッフがRSGの掲示板に実況を書き込んだりしています。 それに応援の書き込みを入れる九州の仲間たち・・。 生放送ばりの臨場感だったでしょう(笑)。
そしてついに4時間目のチェッカーフラッグ!! 98周。7位でのチェッカーです!
チームスタッフは最高の笑顔で帰ってくるライダーにこぶしを突き上げて歓声を上げています。 泣いているスタッフもいます・・。 ライダー、スタッフ共本当にみんなよく頑張りました!
鈴鹿4耐プロジェクトが動き出したのが昨年の12月。 それから8か月・・・。 応援してくれた多くの人たちに力をもらいました本当に感謝しています。
ピットの紙に書き込まれた 『予定周回数 98周! 目標10位以内!!』 の文字が嬉しそうに踊っているように見えました。
そして優勝したモリワキチームの表彰式を下から見上げ 「やはりあそこへ・・・」 と思いつつピットを後にしました・・・。
来年も鈴鹿4時間耐久レースへチャレンジする予定ですがMITSUはめでたく国際ライダーへと昇格が決まりました。
さてさてKAMAちゃんのペアライダーは誰になるのやら・・・オーディションでもしようかな・・(笑)。 凸凹コンビだからまた背の小さいライダーを探さないと・・・(笑)。
もう2010年4耐は始まっています。
To be continued・・・・・
鈴鹿その他の風景・・・
【鈴鹿での宿舎】・・・合宿みたいで楽しいです。
【ライダーの休憩や宿泊にも大活躍したのキャンパー・・というかモーターホーム?!】
【こんな風景が僕は好きです・・】
【こんな風景も・・・好きです】・・・壊わしたら自分で走りますってか!?
【九州組・・・左は磐田レーシングファミリーのトッキー、そして手前三好さん】
【ひたすら写真を撮りまくる中村インスト】・・彼のおかげでブログが書けます。
【シケインにはいまも途切れることなく・・・】
【いつかはここへ・・・】
いやいやなんとも・・スポンサーサイトとか入れられてるし・・・嫌味か〜
皆さんのありがた〜い一言・・・嬉しいな〜(涙)
「鈴鹿病でJMさん入院ですか(笑)?」・・・・そうです重体です〜
「もうすぐ次の4耐の準備ですよね(笑)」・・・・・いや〜一年って早いですよね〜
「とりあえず写真つけて7位でした!って書いとけば〜?」・・・・・虚しいです・・・
「女性ライダーブログいつも見てますよ〜」・・・・・オイ・・つちのこお前も更新やめてゆっくりしようよ・・・
やばいやばいどんどん卑屈になってる・・・このままではブログ引きこもりになりそうだ。
街中の人に「ブログ更新しないんですか〜」と言われるのが怖くて外に出られなくなるかも・・・。いやいやこんなことを心配するってことは既に引きこもってる・・・
この負スパイラルを吹き飛ばすには、何もなかったことにして続きを書くしかない!!
そうだそれしかない!
この2ヶ月半をなかったことにするんだ〜ダぁ〜ダァ・・・
そして長い長い長い・・夜は明け、鈴鹿4時間耐久レース決勝日の朝・・・・
MITSU(岡村選手)が聞いてきた。
「スタートしてしばらくは様子を見た方がいいですかね?」
ミナキは答えました・・
「・・・いや、様子を見ようとか思ってたらあっという間に置いて行かれるぞ、4時間後にトップと1周半以内にいなきゃならんのやからスプリントのつもりで10周は走れ。 順位が安定したらそこからは決めらたラップタイムを維持して行こう。」
バトルに我を忘れるようなライダーにはこんな助言はしませんが、MITSUはミスの少ない「いい集中力」を持っているライダー。 抑えさせるより集中力を高めさせた方がいい結果が出るとミナキは信じていました・・・。
そしてそれぞれの思いを乗せた鈴鹿の4耐のスタートは近づきます・・・
KAMAちゃん(蒲谷選手)は「20歳のころに憧れた鈴鹿4耐の舞台へ」。
MITSUはこれからの「レース人生の夢を乗せ」
そして僕はまたここへ戻ってこれたことへの感謝の気持ちと感慨深さで一杯でした。
とうの昔に4耐人気のピークは過ぎたとはいえ8耐の前日。 それも8耐トップ10トライアルの直前なので観客もそれなりにいます。
そして4耐ともなれば出場するチームも大所帯。 鈴鹿のホームストレートはチームスタッフで大賑わいです。 そして選手紹介では各チームがオーロラビジョンに大写しとなり、8耐並みにデレクターチェアに座るライダーはちょっとカッコ良すぎです(笑)。
ミナキが8耐に出ていた頃はワークスですらそんな事はしてなかったなぁとライダーとしての嫉妬を感じるくらいです(笑)。
このスタートまでの時間が結構長いんですね。
これは鈴鹿特有のような気がします。 僕はこの鈴鹿のスタート前の時間が大好きです。 各チームと健闘を誓い合い、ライダーと最後の打ち合わせをし、じわじわと緊張が高まってきます。 ピリピリした中にも祭りの始まる前の様なワクワクした不思議な時間が流れています。
【出走の出番を待つRSGマシン】
チームスタッフが見守る中、日章旗が振り下ろされ、永く熱い4時間耐久レースがスタートしました!
スタートのいいMITSUは序盤の混戦をうまく走り7〜8位をキープ。 予想通りんスプリント並みのハイペースの序盤を全体の中で2番目のベストラップを記録しながらの爆走です!
そして規定の18周を走り切り7番手でカマちゃんへライダー交代!
ここからのピット作業でチームクル−は毎回素晴らしい仕事をしました!
通常給油からライダー交代まで10数秒掛かるのですが、仮にライダーが前走者との差を1周に1秒づつ詰めたとしてもピット作業が5秒多くかかってしまえば、5周分が吹っ飛んでしまうわけです。 コース上で1秒詰めるのは本当に大変な作業です。九州で様々な耐久を経験しているスタッフはそれをよく分かっています。恐らくピットワークは全チーム中1,2だったと思います(えっへん! 現場で夜遅くまで確認作業をした成果が出ましたね!)
【鈴鹿の夜の最終チェック】
ピットからは無線でサインボードエリアに情報を伝え、それをサインボードでライダーに送る。
延々と続くこの作業も慣れると何という事もなく、タイムを記録しつつモニターを見上げる時間が続きます。ただし、なにかトラブルが起これば全ての予定を組み直す事になり一気に騒然となります。
あまりに何も起こらない時間にちょっと物足りなさを感じたりするミナキでした(笑)。
3時間も過ぎライダーのラップタイムも予定通り。 4耐プロジェクトが進んで行く中で『全てうまく進めば10位以内も狙えるよ!』と夢とも思える目標を掲げましたがそれがおぼろげながら見えてきました。
しかし本当に何が起きるか分からないのが耐久レース。 安定してレースが進めば進むほどさっきまでのゆるんだ気持ちも吹っ飛び『本当にこのままいくの・・いやいやそんな甘くないでしょ・・』という不安が大きくなって来ます。 (実際何も起こらない耐久なんて数回しか経験していません・・(+_+))
最後のライダー交代が近づいて来ました。 全ての仕上げを任されるわけですから最終ライダーにはとてもプレッシャーが掛かるのです。
最終走行へ向かうカマちゃんに声をかけました。
「前後の差は問題ないからリラックスして鈴鹿の最後を楽しんどいで、普通に走れば大丈夫だから!」
カマちゃんは笑顔でうなずきました。
ここからはチームは何もする事が出来ません。 後はカマちゃんの安定感を信じるだけです。
ピットインのサインを受け最後の走行を終えたMITSUが帰って来ました。
スタッフが口々に「お疲れさん!」「ナイスラン!」と声をかけます。
MITSUは緊張の面持ちのままピットのモニターを見上げています。
ピットでは手の空いているスタッフがRSGの掲示板に実況を書き込んだりしています。 それに応援の書き込みを入れる九州の仲間たち・・。 生放送ばりの臨場感だったでしょう(笑)。
そしてついに4時間目のチェッカーフラッグ!! 98周。7位でのチェッカーです!
チームスタッフは最高の笑顔で帰ってくるライダーにこぶしを突き上げて歓声を上げています。 泣いているスタッフもいます・・。 ライダー、スタッフ共本当にみんなよく頑張りました!
鈴鹿4耐プロジェクトが動き出したのが昨年の12月。 それから8か月・・・。 応援してくれた多くの人たちに力をもらいました本当に感謝しています。
ピットの紙に書き込まれた 『予定周回数 98周! 目標10位以内!!』 の文字が嬉しそうに踊っているように見えました。
そして優勝したモリワキチームの表彰式を下から見上げ 「やはりあそこへ・・・」 と思いつつピットを後にしました・・・。
来年も鈴鹿4時間耐久レースへチャレンジする予定ですがMITSUはめでたく国際ライダーへと昇格が決まりました。
さてさてKAMAちゃんのペアライダーは誰になるのやら・・・オーディションでもしようかな・・(笑)。 凸凹コンビだからまた背の小さいライダーを探さないと・・・(笑)。
もう2010年4耐は始まっています。
To be continued・・・・・
鈴鹿その他の風景・・・
【鈴鹿での宿舎】・・・合宿みたいで楽しいです。
【ライダーの休憩や宿泊にも大活躍したのキャンパー・・というかモーターホーム?!】
【こんな風景が僕は好きです・・】
【こんな風景も・・・好きです】・・・壊わしたら自分で走りますってか!?
【九州組・・・左は磐田レーシングファミリーのトッキー、そして手前三好さん】
【ひたすら写真を撮りまくる中村インスト】・・彼のおかげでブログが書けます。
【シケインにはいまも途切れることなく・・・】
【いつかはここへ・・・】
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